現在小倉にあるまなびとESDステーションでは、持続可能な開発のための教育のために様々な地域活動が行われている。それと同時に学生を中心に、社会人でも誰でも気軽に交流することができるコミュニティスペースにもなっている。そんなまなびとESDステーションで学生のために様々な学びや機会を提供しているのが、今回取材した宮原昌宏さんだ。

宮原さんは普段、学生を教育し育てる立場として、数日間で様々なことを体験し考えることを通してESDを伝える授業を行ったり、毎日アクティブに活動している。元々はリクルートに務められており、人事やブライダル関係の仕事をされていたにも関わらず、現在のような教育者としての仕事を選んだ理由は何だったのだろうか?

それは、自分のたった一度の人生を楽しく生きたいという強い想いであった。別に仕事に不満があった訳ではないという。ただ、自分の限られている人生でこのまま終わってしまったらもったいないと思い、次の人生に進む決断を下したという。

どうしてここまでアクティブに、自分の人生を堪能し充実させられるのだろう。宮原さんの動く源となっているものを伺うと、『いまよりかっこいい自分でありたいから。』と語ってくれた。どんなときも今の自分に満足せず、飽くなき向上心を持って常にチャレンジし続ける宮原さんだからこそ、自分の人生を充実させられているのだなと感じた。

宮原さんは今後、若者に夢を与えられるようなことをしたいと語ってくれた。

カタリバの北九州支部の立ち上げや、ドリームマップチームの作成など、私たち学生のワクワクが止まらないようなことばかりで、すごく素敵な想いだなと思った。

最後に、宮原さんにとっての小倉とは何なのかを伺うと、『自分のやりたいことが存分にできるまち』と答えてくれた。私も、様々なチャンスがあるこの小倉で、学生だからこそできるようなことにもっともっとチャレンジして、自分の学生生活を謳歌したいと思う。

 

北九州市立大学 地域創生学群 小倉活性化PJ1年 長嶺 成乃輔