北九州市在住のフォトグラファー IBUKI “¥VE$” KASE が17歳の時からジャマイカの貧困地区ゲットーで撮った写真を集めた写真展が北九州市小倉で開催されている。ユネスコ無形文化遺産に登録されたレゲエ音楽を産んだカリブ海の島国ジャマイカに生きる人々の息遣いの聞こえてくるような写真の数々が展示されている。

読売新聞 2月28日朝刊

プロフィール

IBUKI "¥VE$"KASE(加瀬 息吹) 1998年 福岡市北九州市生まれ                           九州産業大学芸術学部写真・映像メディア学科在学。

子どもの頃から、母親の仕事関係の海外ミュージシャンと過ごす中で、音楽大好き&人との距離が近いという現在の¥VE$の人格形成が作られる。17歳の時、ジャマイカのゲットーに家を借り写真を撮る。帰国後、写真展"SMILE JAMAICA"を開催する。日本でも海外でもストリートに立ち、独自のカルチャーを感じた人たちに声をかけて写真を撮り続けている。上野彦馬コンテストをはじめ、様々なコンテストでの受賞。海外のミュージシャンとの交友関係も広く、¥VE$の撮るアーティスト写真は、アーティスト自身も見たことの無い表情を捉えることから、好評を得ている。シンプルで力強いポートレイトからは、¥VE$の被写体へのリスペクトが感じられるだろう。2019年8月インドネシア、バリ島のウブド王宮にて写真展開催予定。