WeLove小倉夜会の第二十九夜の話題提供者は、北九州市市民活動サポートセンターの田中宏児さんでした。

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テーマは、「ソーシャルビジネス(社会企業)が、地域とあなたを笑顔にする」

北九州市市民活動サポートセンターは、黒崎のコムシティーの中にあり
NPO団体やボランンティア団体相互のネットワークづくりと更なる交流推進をなさっています。医療・福祉 育児・教育 まちづくり 障害者支援 環境保全 社会教育 文化・教育 災害救援活動 国際協力 子供健全育成 地域安全活動 平和の推進等のカテゴリー別に団体の活動を把握し、更にネットワークの構築を目指す団体と、認識してます。

かつて昭和時代に小倉の街を何とか支えて来た来た商業者も、高齢化や後継ぎが居ない市街地空洞化や郊外へのドーナツ化等で以前のパワーが衰える中、
周辺で活発に活動されているこの様な多くの団体の方へ小倉(まち)に来ていただき、イベント開催や各種パフォーマンスを実施していただく
これが中心市街地の再生 新しい賑わいの創出と考えています。
WeLove小倉の「ネットワーク構築」という使命の中で、このセンターの仕組みや運営管理など、学んで行きたいものである。(辻)

では田中さんのお話をご紹介いたします。
田中さんは、大川市で家具会社入社 北九州市のイベント会社就職 旧東映会館にミニFMを開局し情報発信 中銀通りで衣料品店経営 北九州市民活動サポートセンター嘱託職員として勤務

ソーシャルビジネス(社会企業)とは? 社会問題を行政や民間企業に任せるのではなく、既存のシステム自体を変え、活動を広げ解決して行く。
ソーシャルビジネスは様々な市民活動団体から生まれましたし、今後も生まれて参ります。

市民活動団体の資金について 市民活動団体は、非営利である。会費や助成・補助金や助成金に頼る。それでも資金不足で活動に限界がある。
社会課題を抱えた人々がいる。社会課題を解決するモノやサービスがある。社会課題を解決してくれるならお金を出してくれる人々が居る。その人々に販売して対価を得る事が出来る。よって資金的に悩む事無く安定した活動(経営)ができる。

ソーシャルビジネスの手法
公益性を目的に多額の税金を使って社会の課題を解決して行く行政手法でもなく、高い収益があれば社会課題を解決する営利企業手法でもなく、社会課題を市民活動で解決する ボランティア・NPO法人手法でもなく

社会課題を見つけ需要があるか調査し、収益が見込めるモノやサービスを展開するビジネス
活動課題の解決の為に、ビジネス手法を活用する事業体 これが市民活動から始まったソーシャルビジネス

ソーシャルビジネスに必要な三つの要素 社会性(公益性) 事業性(収益性) 革新性

ソーシャルビジネスをなさろうと言う方は、新しいモノを創っていこうとする情熱を持っていただきたい

社会起業家としての必要な五つの資質 根拠のない自信 使命感 無意識な努力 発想力 心配性

ソーシャルビジネスは、すべてを備えてはじめなくても良い。自転車操業を楽しむようなもの 利益をつぎ込みながら大きくsていく。
最近のソーシャルビジネスは、問題を抱える者同士がコラボする事で、リスクを軽減し成果は増幅する形態へと変化しつつある。