IMG_8060 IMG_8065 IMG_8064WeLove小倉夜会の第二十七夜は、
北九州市漫画ミュージアムの館長 田中時彦さんでした。演題は「漫画で街を創る」

あるあるCITYにある 漫画ミュージアムは公営では全国初である。毎年10万人

小倉駅の新幹線口 リーガや国際会議場 総合展示場などに加わり
お笑いの吉本や今回の漫画ミュージアムの入ったあるあるCITY。
それから近年には競技場と海など昔から考えられない素敵なエリアに生まれ変わりそである。

田中時彦さんからは、漫画と地域について、分かりやすくお話しいただいた。

クマモンは熊本県の運営は赤字であるが、経済波及を約1000億らしい
フナッシーは船橋市非公認 個人がやっている。いろいろあったが,市からの要望を断った。そりゃそうだ!
手塚治虫が、音も何もない場面を、シーンという音を書く。それを外国人は素晴らしいと絶賛。

過去には、コミックや漫画本の世界の「漫画」であったが、
今ではゲーム アニメ 映画 TV 音楽 グッヅ キャラクター CM等、様々な世界にて堅実な成長を納めている。

漫画の定義は、①視覚情報を絵で表現 ②絵は話の展開を動的に ③聴覚情報はセルフを ④これらの形式にコマや吹出しを使う。
プロットを描く キャラクターの設定 シナリオを書いてみる ネームを切る ネームを描く 作画する コマ割り

日本の漫画の特徴
白黒印刷 安価で低年齢層の子でも買いやすい(漫画を手にする人が必然と増える)
娯楽として楽しんでもらうために、非現実なコトや多種多彩なキャラクターやストーリが生み出されている
少年誌などは一週間に一回発行 単行本も三ヶ月に一回発売されるなど、製作期間が短く、手にしてから手放すまでも結構早い

注目すべきこと 対象者をきめ細かく区切る事
例えば小学1年生 小学2年生 小学3年生など

日本漫画は、世界に輸出傾向。よって吹き出しを横にする傾向にある。
右から左にあけるタイプ

日本の漫画は何故面白いのか
米 作者が居なくてプロダクションが作る。絵は上手いが、動きがない。

ONE PIECE 三億冊 ゴルゴ十三 二億冊 ドラゴンボール 1.57億冊など、発行部数が凄まじい
アメリカのあのピーターラビットでさえ5千万冊

キャプテン翼
ギラバンツのメンバーも、大方が翼の技に学んだらしい
ネイマールやアンリも翼の存在が、その後のサッカー人生に大きな影響を与えた。
「レアルマドリードから移籍という内容にしてもらう」のに何十億という値が付く程。

何も地域資源がない街が、漫画でまちづくりをして成功を納めた事例紹介
聖地巡礼 マンガアニメ世代が社会の中核
消費→体験型へ ふるさとへの思い拡大へ

境港市 街全体がゲゲゲの鬼太郎の世界
鳥取県人口500,000人 砂丘は有名ではあるが他に?
石巻市 石ノ森美術館

畑中純の聖地巡礼 NPO北九州タウンツーリズムとのコラボ事業
自分達の会社の思いを漫画に(会社概要や自伝) う〜んこれは面白い

田中さんにおかれましては、更に小倉に漫画文化を広めていただき
小倉の街づくりにご尽力いただきたいです。有り難うございました・