(北九州市立大学地域創世学群 加藤舞さんのレポートです)
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レインボーパレードとは性の多様性を訴えるためのイベントで、参加者の人たちは自分たちの好きな恰好をして、性の多様性の象徴であるレインボーカラーの旗を持って街を歩きます。この旗は希望と包括のシンボルであって田邊さんは人間の多様性を守ることだと仰っていました。
田邊さんがこの活動を始めたきっかけは、小学生から様々な経験をしていく中で性についての疑問を持ち始めたことであるそうです。またその経験の中にレインボーパレードが福岡市で開催されたことがこの委員会を立ち上げる大きなきっかけだそうです。福岡市はパレードが開催できたように性について開放的だと感じたそうです。逆に小倉はそのような性については保守的だと感じ、保守的だからこそパレードを開催すべきではないかと感じたそうです。現在は4月に小倉で行うレインボーパレードに向けて性の多様性について知ってもらえるようなイベントを行いつつクラウドファンディングを行ったりするなどパレードの準備をされているそうです。
田邊さんのお話を聞いて、『性』というのは話を聞けば聞くほど、知れば知るほど難しいものだと感じました。田邊さんがお話の中で『性別は点上ではなく線上にある』と仰っていました。この言葉を聞いてとても納得をしました。性別は男と女だけではなく男に近かったり女に近かったり、またはその間であったりと2つで区切ることが難しいのだと感じることができました。
今日のお話を聞いて性別についての見方や考え方が広くなりました。
最後に今回お話をしていただいた田邊優理さん、貴重なお話をしていただき本当にありがとうございました。