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welove小倉 夜会八十六夜は、ルリズキッチンの濱田龍介さんにお越しいただきました。(北九州市立大学地域創生学群の加藤舞さんのレポート)
濱田さんは2009年に初めてボランティア活動を始めました。きっかけは勤めていた会社の先輩が骨髄バンクに登録していてそこのドナーの方と文通をしていました。その手紙を見たときに自分に何かできることはないかと活動を始められたそうです。ボランティア活動はペットボトルのキャップを集めることから始まったそうです。活動をしていく中で失敗をすることもあったそうです。最初はその失敗を環境のせいにしていたそうです。良いことや良い人は濱田さんの活動を受け入れてくれた人や事だと感じていたそうです。しかし、ある時に活動に関わっている人から「濱田さんの活動は心からしているのか?」と問われ、濱田さん自身が今まで行っていた活動は偽善だと気づかれたそうです。そこから濱田さんの活動は広がっていったそうです。活動をしていく際に濱田さんがモットーとしている言葉があります。それは『物事を途中で投げ出すことは、やらないよりも良くないことだ』です。この言葉があったからこそ、濱田さんは偽善だと気づいた活動を投げ出さずに続けてくることができたのではないかと感じました。そして現在、濱田さんは様々な活動を経てルリズキッチンに力を入れながら活動をされています
濱田さんが活動をしていく際には必ず自分が譲れない「軸」を決めているそうです。この軸があるからこそ濱田さんの活動が他の人の心を動かすことができる活動になっているのだと感じます。今回の濱田さんのお話を聞いて、自分の中で一つでもいいからこだわりを、軸を持つことが大切だと気づかされました。軸が決まることによって活動自体にも力が入り、苦しいことなどからも目をそらさずに行動できるのだと感じました。
最後に今回お話をしてくださった濱田龍介さん、貴重なお話をしていただき本当にありがとうございました。