NPO法人タウンモービルネットワーク北九州の濱田千夏さん

  • 2016/3/29
  • NPO法人タウンモービルネットワーク北九州の濱田千夏さん はコメントを受け付けていません。

 

今回は、「自転車を都市の公共交通手段」として、自転車を中心とした都市交通の利用促進を促しているNPO法人タウンモービルネットワーク北九州の濱田千夏さんにお話を伺いました。

このお仕事を始めたきっかけ。

大学一年の頃、NPOを取材して冊子を作成するプロジェクトに参加していました。その活動を通して、自分は社会に利益などを還元し、公的なアクターとして働きたいと思ったのがきっかけです。そのひとつとして、NPOがいいなとは思ったけれど、日本のNPOの多くが支援者、募金、補助金の力がないと成り立たたないことが多く、その点に自分のやりたいこととの違いを感じていました。そんな中出会ったのがタウンモービルネットワークでした。このNPOは全国でも珍しく、自ら事業を行いその利益を社会的意義はあるが、民間企業で行うと対価性のない社会的サービスに還元しています。そのやり方が自分の理想とするやり方だと感じたので、ここで働きたいと思いました。

今力を入れている活動

学生と取り組んでいる駐輪場プロジェクトです。今までは違法駐輪の啓発をしてきましたが、自転車の利用者からの「どこに止めればいいの?」という声や、今ある駐輪場の不便さなどからモヤモヤ感を感じ始めていました。そのモヤモヤ感を、駐輪場を作ることで解決できるのではないかと思っています。今は、駐輪場を路上につけるために警察や行政にも相談をしています。また、駐輪場はお金がかからないものが一番だと思われがちですが、無料にしてしまうと、そこにばかり利用者が集中してしまいかえって使いづらくなり、また景観も汚くなってしまうので、まちづくりの点から考えると無料駐輪場が良いとは言えません。例えば最初の2時間を無料にして、2時間後を少し高い料金に設定すると買い物客はそちらを利用しますし、通勤に自転車を利用している人は1日100円の駐輪場に回ってもらえたり、利用に応じて仕訳することで放置自転車が減り、景観も綺麗になり、利用者の人にとっても使いやすくすることができるのではないかと考えています。

お仕事の時に心がけていることは

モヤモヤしたときは「なんでだろう?」を追求するようにしています。また、学生と連携していることでなんでだろうと思ったときは、「なんでだと思う?」と問いかけるようにしています。元々決まっていないことを考えたり仕事にしていることが多いので、結局これは社会にとっていいのか?とか、今の利用者の人にとって良い事をしているのかを考えるようにしています。目的を最初に具体化しておくと本当にこれであっているのか、と後で迷わないですみます。ただし、上司からは考えているだけでは駄目だとも言われます。考えて考えてを繰り返しているうちに機会を逃してしまうこともあるので、行動することも大切にしています。

これからのお仕事の展望について

自転車だけではなくて、もっといろんなモビリティを組み合わせてみたいです。行政にはなかなかできないモビリティ同士の連携ができるのがNPOという組織なのではないかと考えています。タウンモービルネットワーク北九州を『交通をマネジメントできるNPO』にしていきたいです。そしてそういうことをするためには、自分たちで稼ぐ力もしっかりと身につけていきたいと思っています。 取材を通して、まちに合った方法を探すことや、疑問に思ったことや不安なことに対して「なんでだろう?」「なぜこれが必要なのか?」と追及していくこと、行動に移していくことは私達の活動でも意識し、大切にしていかなければいけないことであると感じた。

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