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夜会七十八夜は、北九州市立文学館館長の今川英子さんでした。
(加藤舞さんのレポートでした。加藤さん有り難うございます。)

北九州の文学として森鴎外のお話や無法松の一生について聞くことができました。まず森鴎外は陸軍の軍医でしたが左遷されて、小倉の町に住んでいた時期がありました。彼にとって小倉の町は濃い経験をした場所だったように感じました。小倉の町で庶民の生活を知ることができたり、様々な人と出会いそこから勉強をし、様々な場所を巡ったそうです。森鴎外は一個人として生きることと組織の中で生きることのどちらも両立させたそうです。

また、「無法松の一生」という文学作品についても知ることができました。小倉を舞台としたお話で祇園太鼓のことも書かれていました。小説の中と現在の祇園太鼓とは叩き方が違うようですが、昔から長く続いているお祭りだと知ることができました。
話の後半は文学の正しい知識をどのように広めていくかを参加者の人たちとともに案を出し合っていました。