We Love 小倉協議会と北九州市立大学地域創生学群の学生が共同で、まち中で活躍する「情熱人(じょうねつびと)」を紹介するコーナー。今回は、「il:gatto(イル・ガット)」というオリジナルブランドを立ち上げ、アクセサリー等の装飾作品を販売・提供をする藤井真由子さんに、その熱いハートの一端を伺ってきました。

2006年、「il:gatto」というオリジナルブランドを立ち上げ、アクセサリーなどの装飾作品を販売・提供する藤井真由子さん(35)。委託販売を中心とし、現在は衣装制作、コラージュ、講師など幅広く活動している。

 

藤井さんは小学生時代から「古着を切り刻み、洋服に縫い付けアップリケをつくって遊んでいた」という独自の世界観を持ち、そのころからファッションに興味を持ち始め、「一人ひとりにあったアクセサリーを提案したい」という思いを抱いていた。28歳の頃務めていたセレクトショップでオーダーを受けはじめ、その後自らのブランドを立ち上げた。

藤井さんの創作へのこだわりは「個性的でありながら、シンプルな洋服にも合わせやすいデザイン。着け心地、色のバランス、洋服を着た時のアクセサリーとのバランスなど」と言う。講師の活動では「ファッションにおいて重要なバランスについて理解してもらえるようなアドバイスを心がけている」とも。

今後の活動は「洋服のリメーク、特にメンズの勉強をして、洋服に力を入れていく」予定だ。講師としては「今よりも、もっといろんな人と出会い、知って、吸収し、将来的には作家を生み出せたら」と話す。また、個人としては「子供の感性、色の淡さ、やわらかい感触などを自分の子供と一緒に表現していきたい」と抱負を話す。

藤井さんのアクセサリーは、「トワ・エ・モア」(北九州市小倉北区竪町1、TEL093-967-1227)などで購入できる。