WeLove小倉夜会 第四十四夜は、北九州芸術劇場の村松薫さんと坂田雄平さん 演題は「企業とつくるダンスプロジェクト」でした。
劇場と企業による共同プロジェクトを知るトーク・プログラム。今年度、航空会社スターフライヤーと製作したオリジナルダンス「そらダン」をはじめ、北九州芸術劇場が企業と共につくった作品を紹介しただきました。
北九州芸術劇場は、劇場内での公演事業や体験型事業に加え、市内の小中高校、福祉施設などでのワークショップの実施、また市内の企業や団体と連携した作品創作を行っています。しかし、プログラムの性質上、実際に参加された皆さん以外には具体的な内容が分かりにくい状況もありました。
そうした劇場外での取り組みを知って頂くために、演劇に関わる方だけではなく、地元企業で働くみなさん、教育関係のお仕事をされている方、日頃の生活や仕事のなかで芸術との関わりを考えている方など、広く多くの方に劇場の実践を知って頂ければとの事でした。
劇場と街からの視点 ①固有の賑わいの創出 ②固有の商業施設のブランディング ③クリエーティブな企業人の創出
企業の視点 ①施設内のコミュニケーションの活性化 ②来場者の思い出になる商業施設へ ③費用効果にとらわれない体験。ロジックとわくわく
劇場と街からの視点 ①作品のクォリティー ②劇場⇄地域の新たなる接点 ③“楽しそうに働く街”
企業の視点 ①社内コミュニケーションの活性化 ②パレード参加で地域に愛される企業へ ③PVで全国発信
私達の街京町は、北九州芸術劇場主催の「北九州演劇フェスティバル」に参加させていただいたり、又京町銀天街でイベント「踊って京町」を彼らにコーディネートしていただいたりと。ちょっと裏ぶれた(笑)商店街に、かつての賑わいが生まれ、人情味溢れた暖かい街のイメージが、生まれつつあります。(世界にひとつだけの歌と踊り)(歌って踊れる商店主の居る商店街)というテーマを掲げ、毎年の恒例の行事になっています。時としてコミュニケーションが不足がちな商店街に、商店主同士の笑いや話題 老化への対策(笑) 多くの市民との商店街との交流が生まれています。今後も継続すれば必ず、全国から注目される商店街になっていくと確信しています。
スターフライヤーさんの成功事例などがもっと他の」企業に広まり、都市レベルでこの運動展開が推進され、北九州市全体が「歌って踊れる市民や企業が多く居る」都市になっていけば、今の北九州市や小倉の持つ 所謂マイナスイメージが浄化されていくものと思います。全国に誇れる 世界に通用する北九州芸術劇場のスタッフの皆さんの頑張りに、大いに期待しています、有難うございました。