こんにちは。kokulikeのほのかです。

今回は小倉北区室町にある「Cafe Mictea Labo」様の取材に行ってきました。お店はリバーウォークのすぐ近くにあり、洗練された外観が特徴です。

まずは、お店の始まりや、創業のきっかけについて伺いました。
元々コーヒー専門店として開業する予定だったところ、日本茶×スパイスの組み合わせでコンセプトを練り、唯一無二のカフェの実現にまで至ったそうです。

そして、お店を構えた場所の前の道は、「長崎街道(別名、シュガーロード)」と呼ばれ、かつて砂糖が各地に輸送される際に使用されていた道だったそうで、お店を始めたきっかけには、"歴史を伝え続ける”という想いも込められています。

お店のコンセプトとしては、健康に着目し、「お茶を選ぶことと、カラダへの想いはシンクロする」を合言葉に、お客様がホッと一息つける瞬間づくりを挙げられています。

また、九州の陶芸家さんによって作られた器や、地元北九州を中心としたお菓子を使用するなど、地域活性化にも着目されています。

次に、お店のこだわりについて伺いました。
店内には、九州の器やアート作品が見られますが、お店のキャッチフレーズである、「日本茶×スパイス」のスパイスの部分には、香辛料などのスパイスの意味と、アート作品からのスパイスの意味が込められています。

また、健康茶を強く打ち出さず、どなたでも気軽に健康茶を心と体で感じ、アート作品も見守る癒し空間でリラックスすることができます。

次に、メニューについて伺いました。

まず、お店の看板メニューである「五香」「日々是好日」「玄神」の3種のお茶と、黒崎のお菓子のセットを頂きましたが、どのお茶も異なるスパイスが効いており、お菓子との相性も抜群でした。

他にも、スパイスの効いた「八女抹茶&本質美茶オレ」を頂きました。思わず「かわいい」と声が出てしまうその見た目と、今まで感じたことのないお抹茶の深い味わいが衝撃的でした。

まさに唯一無二ですよね。

そして私のおすすめは、「本質美茶ゼリーのアイスパフェ」です。ほんのりスパイスの効いたお茶のゼリーと、甘いアイスや、白玉、黒蜜の組み合わせが絶品でした。

初夏の新メニューとして、「旅する茶粥セット」も登場しており、カレー風味香るお粥を食べた後には、さっぱり美味しい本質美茶を使用したスイーツも付いてきます。

次はランチとしてお伺いしたいです。

最後に、今後の展望について伺いしました。
現在考えられているのは、大学生などと共に、メニュー開発を行うことや、ワークショップなどを増やすことだそうです。今後の展開から目が離せません。

文・写真:北九州市立大学 小倉活性化プロジェクト