今回の夜会はWeLove小倉協議会会長の辻利之さんにお越しいただき、WeLove小倉協議会が行っている活動の中間報告と新年の抱負を語っていただきました。
(北九州市立大学地域創生学群 加藤 舞さん レポート)
WeLove小倉協議会の目的は『つなぐ』『ささえる』『発信する』です。具体的な活動として毎週木曜日にまなびとESDステーションで行われている夜会です。この夜会は小倉の人情報を発信するという目的で毎回小倉の町で活動を行われている方をお呼びして、その活動についてお話をしていただいています。夜会を終えるたびに大きな達成感を味わうことができると辻さんは仰っていました。
現在、WeLove小倉協議会は3月11日に行われる東日本大震災復興支援事業である『紫川大歌声喫茶』と3月26・27日に行われる『小倉城まるしぇ』の開催に向けて準備を進めているそうです。紫川大歌声喫茶では合唱をテーマとしたチャリティ音楽イベントであり、東北への復興支援メッセージを送ることや町と人とのつながりを作ることを目的とされているそうです。そして、小倉城まるしぇは小倉の歴史的背景を踏まえ、小倉城を取り囲むように形成された城下町の賑わいを再現しているそうです。このような活動をしていく中で、この協議会の課題は認知度の向上があると辻さんは仰っていました。この協議会が何をしているのかわからないと地域活動をされていない市民に言われることが多いそうです。今後は認知度向上に向けて情報発信の仕方を検討するといった対策を考えられているそうです。
今回のお話を聞いて、課題にも挙がっているようにこの協議会の認知度向上を目指すため、地域活動をされている方だけではなく、一般の市民の方に向けての情報発信の仕方を見直すべきだと感じました。また、発信する対象も若い人たちに向けてもっと発信をしていくべきではないかと感じました。
最後に活動報告をしていただいた、辻利之さんお話をしていただき本当にありがとうございました。