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welove小倉夜会八十夜は、北九州市保健福祉局健康推進課の河端隆一さんが北九州市の『健康』についてお話をしてくださいました。(北九州市立大学 加藤舞さんのレポートです)
前半は北九州市の現状をお話してくださいました。現在、北九州市は高齢化が進んでおり、平成32年に高齢者の人数が276000人というかなり高い状態になるのではないかと推測されています。ここで問題になってくるのが高齢者を支えるためにも必要な保健福祉費が増加していくということです。また、1人あたりにかかる医療費も高額になっていくことも挙げられます。このような状況の中、北九州市は『北九州市健康づくり推進プラン』に取り組んでいます。これは北九州市民が地域のつながりの中で自律的・主体的に健康づくりができるように行政側が支援するというものです。すべての世代で、生涯を通じて、誰でも簡単に健康づくりをすることができるように支えていこうとしています。主に、生活習慣病・がんの予防、喫煙についての現状分析や対策。さらに私たちに一番関わる市民の食生活の見直しや改善、そして市民が簡単にできる健康づくりの場の提供などをされています。
後半は私たち市民ができる健康づくりの方法などのアイデア出しを行いました。
今回のお話を聞いて、市民の健康を考えることは行政側にとって大切なことですが、もっと大切なのは私たち市民がもっと健康的になるために意識を変えていくことが必要だと感じます。行政側の支援は私たちが活動しやすいようにしてくださいます。その支援を受けながら私たちがもっと積極的に健康づくりに励むことが大切であり、双方が協力をすることによって北九州市の健康というものが向上していくのではないかなと感じました。これは健康だけではなくまちづくりというものも同じことが当てはまるのではないかなと考えます、
最後に今回お話をしてくださった、河端隆一さん貴重なお話をありがとうございました。