夜会第七十六夜は
特定非営利活動法人 KID's work
代表 大久保 大助さんでした。
演題は「未来を創る力を育む」
(以下 レポートは 初仕事の加藤 舞さん)
KID’s workでは、『考える力』『決める力』『行動する力』のといった3つの力「未来を創る力」として、子どもたちに学んでもらうために活動をされている団体です。子どもたちが自分たちで考え行動することとをここでは体験することができます。
このような活動をし始めたのは子どもが様々なことが体験できる環境が減っていることが原因にあるようです。今の時代は昔と比べ、子どもの遊び方も変わり、大人が危ないと感じたことを子どもたちにはやらせないようにする環境が広がってきています。それは子どもたちのする体験の機会と見る体験の機会を大人が奪っていると大久保さんは仰っていました。
KID’s workでできる体験は私たちにとって自分で考える基盤となります。そしてそれは『遠い未来への投資』であるとまとめられました。
子どもを危険から守ることで大人は知らず知らずのうちに子どもの成長の幅を狭くしていたのだとお話を聞いて感じました。子どもの成長を願うならば多少のけがなどは付き物であり、そのけがさえもいい経験につながるのではないかと思います。子どもに包丁を握らせることが危ないならば、握らせないではなく、子どもが使うところを隣で見る。危ないところは親が包丁を扱うといったように危険を排除するのではなく、回避させることが大切だと感じました。子供の成長は無限大。それを活かすも殺すも大人次第だと感じました。若者はこのような環境の中でも未来を創る力を得て、それを活かせるようになることが必要だと今回のお話で考えることができました。
今回の夜会は自分の行動の仕方を見直すきっかけになりました。
お話をしていただいた大久保大助さん、本当にありがとうございました。