神無月の初日、小倉城天守閣前広場にて「薪能」が上演されます。
「能」と聞くと難しいイメージがありますが、今回の演目のひとつ「江戸櫻 小倉城」の
あらすじを見ると、とても興味をそそられます。
☆新作能 江戸櫻 小倉城☆
《前半》時は昭和34年、小倉城天守閣が再建された直後。
小倉城下の男が紫川の桜を眺め川辺で休息していると、女が現れ、吉野桜が主流の城内において、昔の枝垂桜を偲ぶ。男が尋ねると、女は、江戸時代、小倉城が自焼する前は、他の域では戦の燃料になる為、植えることを禁じられていた桜が、小倉城では許され、当時は枝垂桜が盛んであった事などを語る。やがて女は、自分は、長州の戦の途中で病死した為 士気が下がることを案じて事実を隠された小倉藩九代目当主、小笠原忠幹(ただよし)の妻の幽霊であると語り、今が盛りの吉野桜の中に僅かに残る枝垂れ桜に姿を消す。
チラシ裏側あらすじより抜粋
日時:10月1日 開場午後4時 開園午後5時開園・終了予定午後7時過ぎ
開場:小倉城天守閣前広場
入場料:5500円
芸術の秋、能に触れてみませんか?