7月1日(土)19時~小倉祇園太鼓の打ち初め式が50余団体322人が参加し、JR小倉駅ペデストリアンデッキにて行われました。前日から避難指示が出る程の大雨で一時は開催も危ぶまれましたが、式が始まる少し前には雨も上がり晴れ間も覗くほどになりました。                                     小倉祇園太鼓保存振興会中村会長からは「元々無病息災、疫病退散を願って始まったお祭りなのでコロナを吹き飛ばすように力強く太鼓をたたいて欲しい」 樽井同副会長からは「フルスペックでやるお祭りを安心安全で行いたい」とお言葉を頂きました。

《女無法松の会》岩原さんは「今年は競演会が子どものみの開催となっていますが優勝を狙って欲しい」                 交通整理をして下さっていた小長光さんは「今日も本祭りの三日間もお店を休んで全力で頑張ります、それだけ好きって事です」と意気込みを語って下さいました。   

小倉祇園太鼓保存振興会の名誉会長に就任された武内市長は、400年以上の歴史のある太鼓の手ほどきを受けお腹の底から響き胸が高まった、市制60周年の節目の年、アジアの玄関口でもある北九州からエネルギーを発信してほしいとご挨拶をされ、その後見事な叩きっぷりを披露されました。その後全員のドロ、カン ジャンガラの音が鳴り響き、小倉の街に夏が来た、祭りが始まった!!と感じました。

本祭りは 7月14日(金)宵祇園・15日(土)大賑わい(子ども競演会16時~18時)・16日(日)打ち納め(太鼓総見16時~18時)      本祭りまでに是非お囃子を覚えて下さいね♪

お囃子 作詞 阿南哲朗(昭和9年)

1・小倉名物太鼓の祇園  太鼓打ち出せ元気出せ  ア、ヤッサヤレヤレヤレ                            2・小倉祇園さんはお城の中よ  赤い屋根から太鼓が響く  ア、ヤッサヤレヤレヤレ                        3・太鼓打つ音海山超えて  里の子供も浮かれ出す  ア、ヤッサヤレヤレヤレ                           4・笹の提灯太鼓にゆれて  夜は火の海小倉の祇園   ア、ヤッサヤレヤレヤレ                          5・八坂祇園さんに揃うて詣れ  揃い浴衣で皆詣れ  ア、ヤッサヤレヤレヤレ  

※小倉祇園太鼓は平成31年3月「国指定重要無形民俗文化財(文化庁長官)」になりました。