小倉城天守閣再建50周年を記念して誕生した小倉城のマスコットキャラクター「とらっちゃ」。昨年、このとらっちゃのテーマソングが披露された。その名も「とらっちゃ」。ポップで軽快、子供にも覚えやすいメロディーラインの中に、爽やかなボーカル、ロックなギターが光る楽曲に仕上がっている。 この曲を制作したのが、直訳すると「酔っ払った」という意味を持つ北九州出身の男性2人組ユニット「DrunK!(ドランク)」だ。
メンバーは、共にメジャーでの経験・実績豊富なギター・ボーカルの藤田大吾(35)、ギター・コーラスのKAZYA(34)。 藤田は、女性バイオリニスト佐藤帆乃佳とのユニット「aluto(アルト)」で2007年にメジャーデビュー。シングル「道〜to you all〜」は、アニメ-NARUTO-のテーマソングに選ばれた。現在は、alutoでの活動は休止し、DrunK!や個人での活動のほか、関ジャニ∞にも楽曲を提供するなどシンガーソングライターとして活動している。 一方のKAZYAは、175Rのギターとして2003年シングル「ハッピーライフ」でメジャーデビュー。その後「空に唄えば」ではオリコン初登場1位を成し遂げ、その年のNHK紅白歌合戦に出場した。
実は、二人は高校の同級生。以前からバンドでの交流があった。2011年お互いのグループが休止をしたことをきっかけに14年越しに活動をスタートさせることになる。 DrunK!の名前は、「酔ったときのようなここちよさ」を音楽でかなえたいという願い。さらには、大吾(D)とKAZYA(K)が疾走(run)するという意味。 名前どおり、お酒が大好きな二人。そのユニット結成、ユニット名も「とらっちゃ」制作のきっかけも呑みながら決まったそうだ。 今後は、北九州での活動の場も徐々に増やしていきたいというDrunK!。実力派の2人が発信する音楽が楽しみだ。
小倉城マスコット「とらっちゃ」テーマソングは、小倉城売店にて販売中。