皆さん 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。WeLove小倉夜会第三十七夜の報告は年越しになってしまいました。
話題提供者は、魚町商店街振興組合理事長の梯輝元さんでした。梯さんのお祖父さんは、ご生前(今から約十数年前)の頃に、僕に「辻君のお祖父さんと魚町のアーケードを建設の折、丸太を汗を流し運んだ」そんな話をよくしてくれたものです。それから旦過市場の神獄川に駐車場を建てるアイデアなど、あの時代にあって、先進的なお考えの持ち主でした。祇園祭も含め僕は可愛がっていただいた思い出がたくさんあります。
そのお孫さんの梯輝元さんは、魚町商店街振興組合理事長 魚町サンロード商店街の理事長 魚町一丁目商店街振興組合副理事長 株式会社タウンマネージメント魚町代表取締役その他の公職。中屋興産株式会社代表取締役 更には司法書士であり、肩書きや各種実行委員会参加は他にも多々であります。WeLove小倉協議会の副会長までやっていただいてます。
「シャッター商店街」という言葉が一般的になるほど、商店街の衰退が叫ばれて久しく、もはや大都市や地方都市の商店街も例外ではなくなって参りました。こうした状況を「リノベーション」を軸にしたまちづくりで乗り越え、梯さん率いる小倉の魚町は大きな変化を遂げようとしています。若き起業家やクリエイターたち、学生たちの集まる拠点などに生まれ変わり、すでに二百数十人という新たな雇用が生まれ、通りを行き交う人の数も奇跡的に上昇しつつあります。この全国から視察団がお越しになる程になって参りました。その他 空きビルを再生し、知名度の高いテナントの確保と利便性向上。一時託児所「ママトモ魚町」「街ゼミ」「魚町こどもまつり」。ジョイントアーケード「魚町エコルーフ」の整備。ICポイントカード。街内への無線LAN網の整備。100インチの大型ビジョンによる情報発信。魚町のアーケードを取り外し環境に優しい街 持続可能な体制にするプロジェクトなど〜梯さんを中心に仕掛けられた事業は数知れません。