今月は、北九州商工会議所 小倉サービスセンターに勤務されている 土井茉由梨さんにお話を伺ってきました!
北九州商工会議所で働くことになったきっかけは何ですか?
予てから北九州で働きたいという思いがあり、最初は、北九州市内で"女性の感性が活かせるサービス業"のできる職業を探していました。しかし、探していくうちに、総合職として働きながら、まちづくりに関わることのできる今の仕事を見つけ、当初とは全く違う、今の職業に就きたいと思うようになりました。 また、就職活動中、子供の頃からずっと北九州に住んでいながらも、北九州の魅力を自分はあまり知らなかったことに気づき、もっと北九州の事を知りたいと思うようになったことも、きっかけの1つです。
そもそも商工会議所とは?
商工会議所は、"地域の総合経済団体"で、商工業者の方々の意見を取りまとめる要望活動を行ったり、賑わいのあるまちづくり、商工業者のサポート、セミナーの実施、また検定試験を行ったりと、幅広く地域に関わっています。
土井さんのお仕事内容を教えてください。
商工業者の方の労務や政務など経営全般に関するお悩み相談や、融資の斡旋などです。アドバイザーの方と一緒に、どうやったらその会社が発展するのか相談し、依頼してきてくださった企業が向上するようにサポートしています。 私たちのアドバイスで、その会社の今後が左右されてしまうこともあるため、発言には常に責任感をもって慎重にするように心がけています。
今までで一番やりがいのあった仕事は何ですか?
もっと女性職員の活躍の場を広げたいという職員の思いから、女性職員だけでスイーツ店を支援するプロジェクトが立ち上がり、私もそのプロジェクトに入らせていただきました。 本当にまっさらな状態から始まったので、どのように支援していくか考えるのはすごくワクワクしました。 結果、私たちは広報面に力を入れることになり、パンフレットを作成することになりました。 作っていくうちに、どうやったらもっと手にとって見てもらえるか考えるようになり、何度も相談を重ねてパンフレット作りを進めていきました。 初めはA3用紙を二つ折りにしたパンフレットでしたが、経験を重ねていくうちに改善されていき、3年後は冊子にまでなりました。 これだけでもすごく嬉しかったのですが、取材していく中で、そのお店の方ともっとコミュニケーションが取れるようになり、商工会議所に興味を持ってくれる人が増えたこともまた嬉しかったです。
これからのお仕事の展望を教えてください。
商工会議所の強みは総合的に多角度から支援できるところだと思います。 地域の方が、何か相談したいと思った時に、私を思い浮かべてもらえるようになりたいです。また、入社直後から私がモットーとしていることなのですが、商工業者の方を一番適正な形でサポートするために、常に責任をもって発言するように心がけています。これからもその姿勢を崩さず、初心を忘れずに仕事に取り組んでいきたいです。
取材を終えてみて、商工会議所は、多角度から総合的に地域に関わることのできる素敵な仕事なのだと感じました。総合的に支援するということは、それだけ知識もいるし、しなければならないことも多いと思います。土井さんは「これからも日々勉強です。」とこれからも学びの姿勢を持ち続けることを宣言していらっしゃいました。 今回お話を伺った土井さんは、とても気さくで話しやすい素敵な女性でした!何かお困りの際は、是非土井さんに相談してみてください!