第2回 4月28日(金)・5月12日(金)16:30〜17:00放送
聞き手(MC):WeLove小倉協議会幹事 斉藤大輔
MC:グリーンバードはどんな団体ですか?
興梠:ひとことで言うと「まちの皆さんを巻き込んで」「まちのごみ拾いをする」団体です。東京 表参道からスタートして、全国に広がる中で福岡・北九州へ、そして今や世界へと広がっている活動です。
北九州では、4年前、北九州市立大学の地域創生学群の実習として小倉の魚町銀天街から活動がスタートしました。
代々引き継ぎを行いながら継続して、今では、魚町銀天街を中心に活動する北九州チームで約20人、その他、北方市民センターや黒崎を中心に活動しているチームもできて活動の輪が広がっています。
MC:学生以外の参加は?
興梠:運営を行っているのは学生ですが、最近では社会人の方の参加も増えてきました。これまで、お一人でゴミ拾いをしていたが、面白そうなので参加してみたという方も。
MC:実際の活動では、どのくらいゴミが集まるんですか?
興梠:魚町の場合、だいたい6キロぐらい。家庭用のゴミ袋で2〜3袋くらい集まります。中には、ヘルメットや電子レンジなどが落ちていたこともあり、ばらつきがあります
MC:苦労することはありますか?
興梠:ありがたいことに、たくさんの方が参加されるので、活動の運営がちょっとむずかしいなと感じることがありますが、当日の受付で参加が可能というハードルの低さがグリーンバードの魅力でもある、引き続き、このスタイルで学生で協力して運営しています。
MC:活動していく中で感じた街の印象は?
興梠:正直、初めて北九州に来たときには暗い印象を持っていました(笑)。ただ、活動を通してまちに飛び込んでいくと温かさであったり、活気・賑やかさをとても感じるようになりました。
始めは、大学の実習なので適当にやっていればいいというメンバーもいたのですが、自分は、実習が終わっても是非続けたいと思えるほどにこのまちでの活動を好きになっています。
MC:まわりの反応は?
興梠:活動中に「いつもありがとう!」「何をしているんですか?」などと声をかけられるようになってきました。どんな問いかけでも、声をかけていただけることはすごく嬉しいです。ちゃんと見てくれているのだなあと。
MC:グリーンバードのこれからは?
興梠:ただ、ゴミを拾う活動ではなく「目立ってなんぼ」という思いがあります。さらに活動の場を広げて行きたい。そのために、自分たちだけでなく、まちの皆さんがどうして欲しいのか?ということも伺いながら活動をしていきたいです。さらには、活動拡大のためにも、様々な団体とコラボレーションをさせていただきたいとも思っています。
以前、北九州モノレールとの活動では、2時間60kgのゴミを集めることができました。
MC:最後に小倉の街の魅力とは?
興梠:歩いていたら何かがある。お店、人、モノ。とにかく、飛び込むとすごく楽しいまちであるというところです。