今回は、モノレール旦過駅から徒歩3分のところにある「Second Fitzroy Coffee」の店長・村上未央さんを取材をしました。

外観の“COFFEE”の文字が目印の Second Fitzroy Coffee さん は2023年7月オープンしたカフェです。『オーストラリアのコーヒーのスタイルを小倉にもたらしたい』という思いのもと創業されたお店。店内では、コーヒーにこだわりを持つスタッフさんが淹れてくださる、本格的なコーヒーを楽しむことができます。

外観・店内の雰囲気


『コーヒーとオーストラリア?』と驚かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。取材をさせていただくまでは筆者もその一人でした。実は、オーストラリアはコーヒー文化が強く根付いており、“朝は必ずコーヒーを一杯飲む”という習慣を持った人も多いそうです。

店名にある「Fitzroy」は、メルボルンのボヘミアン文化の発祥地であるオーストラリアのフィッツロイ地区からきているそうです。店内は、フィッツロイの今と一昔前を融合させたようなお洒落な雰囲気が漂っていました。

店長の村上さんは元々、「英語を学びたい」「自分探しをしたい」という思いから、カナダ、そしてオーストラリアに渡り、カフェで働いていました。その中で、焙煎の仕方やコーヒー豆の種類によって味わいの変わるコーヒーの面白さを知り、コーヒーというものに強く興味を持たれたそうです。

お店では全て【スペシャルティコーヒー】という品質の高いコーヒー豆が使用されています。豆の素材そのものの味を楽しんでほしいという思いから、ハンドドリップで淹れるブラックコーヒーは、浅煎り系を。一方でエスプレッソは、甘みのあるミルクに合うように、少し苦味や深みのある中深煎りを提供されています。

今回私たちは、【Pour Over(プアオーバー)】【Flat White(フラットホワイト)】をいただきました。【フラットホワイト】は、オーストラリアで一般的に飲まれているミルクが少なめのコーヒーらしく、一口目からエスプレッソの苦味とコクをしっかり感じられる味わいですごく美味しかったです。

メニュー表・いただいた商品


コーヒーはもちろんなのですが、フードメニューもすごく充実しています。
メニューへのこだわりをお聞きしたところ、基本的には全てオーストラリアにあるメニューを元に考案されているとのこと。その中でも、【waffle Benedict(ワッフルベネディクト)】【Smashed Avo Toast(スマッシュアボカドトースト)】がおすすめだそうです。

【ワッフルベネディクト】は、ワッフルの上にベーコンやポーチドエッグ、オランデーズソースがのったメニューです。また、【スマッシュアボカドトースト】は、オーストラリアで定番の朝食とのことでした。日本ではあまり見ない珍しいメニューも多く、なんだかワクワク。新鮮な気持ちになりました。

最後に、お店への思いと今後の展望についてお聞きしました。
『まずは、地域の人たちがふらっと立ち寄れるような空間でありたい。日常の中の一つとして利用してくれる常連さんが増えてくれると嬉しい。』という言葉をいただきました。『留学のサポートや多店舗展開もいつかできたらいいな』ということも言われており、このお店を通した新たな挑戦をしたいという想いも教えていただくことができました。

平日は朝8時からオープンされているため、モーニングを楽しむこともできます。木の温もりを感じるお洒落な店内で、のんびりコーヒーを飲みながらホッと一息してみてはどうでしょうか。

こだわりのコーヒーと店内から、何度も訪れたくなるお店「Second Fitzroy Coffee」さんに、みなさんも是非足を運んでみてください。

━━━━━━━━━━━━━━━

○店舗情報○
住所:北九州市小倉北区馬借1丁目5-17
営業時間:(平日) 8:00~18:00
     (土日・祝日) 10:00~18:00
定休日:水曜日
電話番号:090-3823-4442
詳しい店舗情報はInstagramをチェックしてみてください。
Instagram:@secondfitzroycoffee

(文・写真:小倉活性化プロジェクト)