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夜会第七十九夜は、北九州市建設局、総務課の大部俊介さんでした。彼は公共空間の整備をするとともに、その空間をうまく使っていくことで、街や人が賑わうようにしていくために活動をされています。(北九州市立大学の加藤舞さんのレポートです。)

例えば、道路では北九州は山が多く工事が難しい場所です。新しく便利など道路を作ることも大切ですが、今ある道路をうまく使って便利な街になってもらおうということで、自転車専用レーンができたり、歩行者空間の確保をすることを行ってきました。こうすることで、車を持っていない人たちが公共交通機関を利用しやすくなり、街に人が集まりやすいような工夫をされているそうです。

そして、そのような活動をしている中でも大きなことを今計画されているそうです。それは小倉のまちづくりに携わっている人たちと勉強会を開催しているということです。この勉強会の目的は恒常的なにぎわいを生み出すこと、勉強会を実行委員会に移行し官と民をつなぐことだそうです。この勉強会を通して民間企業や市民の方が挑戦しようとしていることに行政が支援をしていくことで市民の方の考えに触れていき、それぞれの活動に反映してくことが大切だそうです。現在はこの勉強会で出た事業計画を実施するところまで来ています。

今回の話を聞いていて、まちづくりはやはり市民と行政が手を取り合って作っていかなくてはならないなと改めて考えました。市民が感じていることを行政がうまく実現していくことこそが街が賑わうために必要なことだと思いました。また、市民自身もまちのことを真剣に思い、小さくても行動を始めることも大事であると大部さんも仰っていました。街のことをよく知っているのはそこに住んでいる人たちであり、彼らなしには街が賑わうようにすることは大変だと感じます。そのためにもまちを本気で思うことが市民も行政も必要あり、彼らがともに活動することがまちづくりには最も大切だと知ることができました。私も活動をさせていただく中でもっともっとたくさんの人の声に耳を傾けるべきだと改めて感じさせてもらえるお話でした。

最後に今回話をしてくださった大部俊介さん、本当にありがとうございました